hoofers
40代女性
5
死に至る病を患っていたにもかかわらず、音楽を一途に愛し、カーネギー・ホールでリサイタルを開くという夢を叶えたマダム・フローレンス。今でもカーネギーホールのアーカイブリクエストNo.1だという彼女の歌声の魅力はどこにあるのか。それは彼女の音楽への愛にほかならない。あと少しで上手く歌えるかもと思わせる微妙な音の外し方もさることながら、あの直向な歌声に人々は魅了されるのだ。そんな実在の女性をとてもチャーミングに演じてくれたメリル。若手がもてはやされるハリウッド界で、演じる事がひたすら好きで、その都度、果敢に様々な役に挑戦してきた彼女にフローレンスが重なる。前向きに生きていこう、そんなお手本の映画だ。
文月小夏
50代女性
5
久しぶりに大笑いして、そして知らぬまに涙がボロボロ。古きよきアメリカを見事に再現したヒュー・グラントとメリル・ストリープ。そして登場人物の全員が見事に時代にはまって、素晴らしいハーモニーを作り出しています。ヒュー・グラントファンとしては、彼の魅力のすべてを味わって大満足。今年の最後を、心温まる名作で締めくくることができて、とても幸せです。カーネギーホールにも行ってみたくなりました。
アトム
50代男性
5
51歳です。夢はあきらめちゃいけないんだなぁ。 人生、何かをきっかけにしてスイッチが入ることがある。 主人公は50年近く病と共に生き死と隣り合わせで生きてきた。 怖いものは何もない。 夢を実現する力強い勇気をもらいました
あべまりあ
50代女性
4
私も50の手習いで声楽習い始めて数か月、興味があって観に行きました。自分の事を棚に上げてフローレンスの音痴さに笑っていたら、いつの間にか涙が頬を伝わってました。夫の優ししさのかげで裏切りあったり、それをフローレンスがお見通しのところとか、酸いも甘いもかみ分けた大人の夫婦の愛情溢れる作品でした。メリルストリープの役作りも素晴らしく、画面全体がゴージャスでした。